つくばの研究所や博物館についてのメモ
つくばの研究所
サイエンスの街とも称されるつくばですが、つくばには日本を代表する多くの研究機関が集積しています。つくばの研究機関についてぼちぼち紹介、更新していきます。
産業技術総合研究所
一般的には(近辺の地域の人を除いて)あまり知られていないように見受けられますが、日本最大級の研究所です。経済産業所から分離し、複数の研究者が統合されて設立されました。研究内容はエネルギーや環境、生命科学、エレクトロニクス、製造、情報、人間工学、、と多岐にわたります。最先端の研究を行うのみならず、多くの知的財産を有しており、企業と協力して製品開発、事業化にも接客的に取り組み、研究成果の社会還元に積極的に取り組んでいます。
日本で3つしかない特定国立研究開発法人の一つです。ちなみに他2つは、理化学研究所と物質・材料研究機構。物質・材料研究機構はつくばにあって、特定国立研究開発法人のうち2つがつくばにあることになります。やっぱつくばってすごい。
産総研の博物館「地質標本館」と「サイエンス・スクエアつくば」
産総研がもつ博物館も面白いです。「地質標本館」は日本最大級の地質に関する博物館であり、地球の挙動など、地質についての多くの展示を見ることができます。
また、「サイエンス・スクエアつくば」では、産総研で今まで行われてきた研究の成果を見ることができます。メンタルヘルス向上のためのアザラシ型ロボット「PAL」の他、複数のロボットの展示もあります。筆者個人の感想ですが、細胞を自動で培養プレートに分注するロボット「まほろ」に驚きましたね。細胞を扱う研究をしていたこともあったので、そのようなことをするマシンを見れたことは鮮烈な体験でした。
まほろ
youtの研究はとても面白いので、引き続き勉強していきたいと思います。
CYBERDYNE
装着型サイボーグ「HAL」を作っているつくば市の会社です。筑波大学教授、筑波大学サイバニクス研究センター長を努める山海嘉之氏がCEOを務めるつくば市の会社です。
肩や四肢に装着して力を強化することのできるパワースーツ「HAL」を開発しています。めちゃくちゃイケてますね。