大学院に通い始めて一カ月目で分かった、大学院に行く金銭的なメリット

 

大学院に通い始めて一ヶ月が経ち、学生であることで受けられる恩恵に多々気づきました。社会人を経験した後に学生という肩書きを得ると、大学生の頃は気づかなかった多くの特権があることに気付かされます。

進学して一ヶ月時点で分かった、大学生・大学院生の特権😊をリストアップしていきたいと思います。

社会的な優遇施策

金利のローン・奨学金

本当にありがたいです。

私が借りたのは、日本政策金融公庫が行なっている教育ローンですが、それ以外にも社会人大学院せいが使える教育ローンが多くの金融機関で用意されています。

自分で働きながら、大学院の学費を払うというのは金銭的に負担です。更に、大学院に通う学費だけでなく、働く日数も少なくなるので、収入も減ることになるので、間接的な金銭的負担はそれなりに大きいのですが、これらのローンは2〜3%台の低金利で、自分で借りることができるので、大変有り難いものでした。

私が借りた日本政策金融公庫の教育ローンについては、借入適用の世帯年収は、通常で700万円程度、子供がいたり勤続年数が短い者は1000万円弱まで緩和されます。私は、通常の世帯年収をギリギリ超えてしまったのですが、勤続年数が短いことで緩和要件が適用され、借入を行うことができました。通常のローンは、勤続年数が短いと借入できないこともあるのですが、ここは教育支援という意味合いもあるようで、むしろ借りやすいのも有り難いポイントでした。

金銭的な理由が進学の障壁になっている方は、「ローンは借りたくない、、」と一概に否定的に考えず、これらのローンを前向きに検討するのも良いかと思います。

ちなみに、通常のローンは7%〜、カードローンであれば10数%〜の相場が多いように思います。ですので、2%台で借りれるのは、かなり低金利と言えるでしょう。

 

学割

これも地味に有り難いです。

ご飯行った先で、学割が適用されて10%程度安くなることを繰り返したら、年間数万〜10万円程度は浮くことになりますからね。

小さいは小さいですが、素直に喜んでいます。

 

大学から受ける恩恵

パソコンが支給される

場所によっては、パソコンが支給されることもありますね。僕の所属先でもそうです。自分が持っているパソコンよりもハイスペックなので、すごく有り難いです。

データサイエンスや情報工学系などは、そのようなデバイスにもお金がかかるのでは、、と入学前に不安に思われている方は、予め志望先に確認してみるのも良いかもしれません。

 

大学が契約している学会の電子ジャーナルを全て無料で読める

これも本当に有り難いです。大学生の頃は、頭では分かっていても、あまり実感を伴っていなかったのですが、一度社会人を挟んでアカデミアに所属し直すと、この有り難みを痛感することになります。

だって、自分で読もうと思ったら、1つの論文でも数千円払わないといけないかったりするところを、無料で読めるわけですからね!

入学前、3000円払おうかなぁ、どうしようかな、と考えていた論文に無料でアクセスできて、しかもそれ以外の有料論文も読み放題(契約されている分は)という状況になったりするわけですから、すごく有り難いことだなと、アカデミアに所属する恩恵を噛み締めています。

 

有料ソフトウェアを無料で使える

通常なら有料版の多くのソフトウェアに無料でアクセスできるのもすごいです。

1番最初に体験するのは、OfficeやGoogleのアカウントではないかと思います。場所によっては、卒業後まで永年使える容量無制限のGoogle Driveが配布されることもあります(多くの大学がそうなのかもしれませんが)。

そして、統計解析ソフトウェア、情報工学系なら3D CADなどのソフトウェアも利用することができます。

現在使っているのは、統計解析ソフトだけですが、今後は他もどんどん利用していきたいです。

 

最後に

一ヶ月在学しただけでも、アカデミアから受ける多くの恩恵に気付きました。

アカデミアからこれだけ多くの恩恵を受けているわけですから、今後はこれらを使い倒していきたいと思っています。